KDCでの取り組み

KDCでは、将来絶対役に立つコミュニケーション能力主体性を鍛えるような取り組みをおこなっています。

  • 集団遊びを基本とした異学年混合ゲーム(運動教室)
  • 子どもたち自ら考えて練習を繰り返す運動基礎向上アップレッスン(運動教室)
  • 話し合いによるものづくり、プログラミング制作(ものづくり、プログラミング教室)

KDCでは、最近言われている学校や色々な場所で青少年のコミュニケーション能力の低下が指摘されているという問題に取り組んでいます。
その背景には 、社会の大きな変化があります。

コミュニケーション能力の低下の原因

・ITの発達

昔は、お友だちと連絡を取る場合は、

  1. 友だちの自宅へ電話をかける。
  2. 応答した家の人にお友だちへの取次ぎをお願いする。
  3. 本人に確認をする。

という流れでしたが今では、自分のスマートフォンから友だちのスマートフォンへダイレクトにメッセージを送れる時代になりました。よって言葉を発生しなくてもお友だちと連絡ができるようになりました

・少子、核家族化

昔は、子どもたちが学校から帰ってくると、友だち同士、近所で集まって遊ぶ姿がよく見かけましたが、今ではそのような光景を見かけなくなりました。子どもの数の減少とともに、習い事で子どもたちの放課後の過ごし方が多様化し、子ども同士の遊ぶ時間が合わなくなってきました。


こうした家庭環境の変化により、子どものコミュニケーション環境は今と昔で大きく変わりました。

コミュニケーション能力の低下による弊害による問題

現代の子どもたちが人と関わる範囲が狭くなり、仲間内や家族などの知り合いとだけ、単語レベルでの短い言葉でやり取りすれば済むようになっているのです。しかし、学校生活の中においては言葉数が少なくなるため、クラスメートの意思疎通が不十分になり、人間関係が希薄になったり、誤解につながったりしています。自分の感情をうまく伝われなければ、相手から認められるはずがありませんから。コミュニケーション能力の低下は、良好な人間関係を築くことができないということです。

将来の就職への悪影響

子どもたちが大人になったとき、社会人生活の初めの関門が就職活動になるのですが、コミュニケーション能力の低下は大きく影響を及ぼします。 経団連が発表しているアンケート調査の中で”選考にあたって特に重視した点”の第一位がコミュニケーション能力(15年連続)を重要視していると発表しています。幅広い人間関係を形成できるか、自分から積極的に人に働きかけられるか、周囲に共感できるかなどコミュニケーション能力の高さは、就職活動の結果までも左右するため大人が身に付けておくべき最重要項目なのです。