KDC|親子電子工作教室の事前レッスンについて

親子電子工作教室の概要

昨日は来月から筑紫野市主催の親子電子工作教室を控えているため、それの事前準備として、説明の時間がどれぐらいかかるのか?レッスンのレベルが適切か?お手伝いしてくれる人への指導等の様々なチェックをしました。本番は計3回レッスンがあり、10月、11月、12月の日曜日で行います。初回は半田ごての使い方といった電子工作基本から、電子部品(抵抗、LED、センサー)を学び、色々な電子工作が作れるようにレベルアップを目指します。以下の項目を上から沿って、説明しました。

  • 電気の説明
  • 豆電球のおさらい
  • ブレッドボード(電子回路試作基板)の説明
  • ブレッドボードにLED点灯回路を組み込む
  • はんだ付けの使い方、練習
  • ユニバーサル基板にLED点灯回路を組み込む
  • ワニ口クリップ作成

テストレッスンの様子について(ブレッドボードに部品を組み込む)

まずは電気についての概要を説明し、小学校で学ぶ豆電球を使った回路を復習します。豆電球をLEDに変えて、電子回路試作基板(ブレッドボード)に回路を組み込みます。テストレッスンでは小学生高学年ということもあり、一人で考えてもらいましたが、小学生低学年の方は豆電球って何?、回路って何?という方もいると思いますので、事前に作っておいたほうがいいかもと感じています。普段考えたことがないことを考えるって大変なことだとは思いますが、その経験がどこかで役立てられたらいいかなと思いますね。

まずは3Vの電圧で100Ωの抵抗とLEDで実験します。

時間があれば、抵抗を22Ωに変更して、LEDを並列つなぎで実験したり、LEDをブザーに変更して実験します。

テストレッスンの様子について(半田ごてを使って、LED回路作成)

ブレッドボード(試作基板)でLED回路を作った後は、ユニバーサル基板へ実装します。半田ごての注意事項を説明した後、半田ごてを使ってLED回路を組んでいただきました。半田ごてに慣れれば、一人で半田ごてを使うことができますが、低学年の小学生では保護者様と一緒じゃないと危険かもしれません。

基板と電源をつなぐケーブル(ワニ口クリップ)も挑戦して頂きました。基板のはんだごてより難しくて、はんだする際、ワニ口クリップが動きはんだしにくいです。私がする場合は、左手でワニ口クリップをラジオペンチで固定させつつ、右手で半田ごてします。よく熱が伝わっていることを忘れ、ついつい素手で触ってしまいがちなので、要注意です。小学生一人で作るのは難しいので、親子で協力して作成します。

半田ごてをした後は作った基板でLEDが光るかチェック。電子回路の基礎中の基礎なんだけど、小学生にとっては初めての経験の人が多いはず。昨日のレッスンの反省をしつつ、本番を迎えるよう取り組んでいきたいです。